フィッシング詐欺って嫌らしいです。人間性を疑います。
最近mailでのスパムなど少なくなってきたので安心していました。ところが携帯電へのメッセージで頻繁に通知が入るようになり、文面に慌ててメッセージに張り付けてあるWEBサイトへアクセスしてクレジット番号を入力してしまった失敗と解決までを記述します。
フィッシング詐欺にあってしまいました
事件発生日は2022年3月8日の夕方です。届いたのはiphoneのメッセージに【アマソン】プライム回避のお支払方法に問題があります。詳細はこちらから:https://XXXXXXXXXとのメッセージでした。
エッ?そんなばかなカードを変えたので設定ができていなかったのかな?~と思い、先ずは確認のためURLにアクセスしてしまいました。アクセス先のサイト画面はまったく違和感のないクレジット登録の画面でした。入力して確認ボタンを押すと「このカードは取り扱いできません。ほかのカードを入力して下さい」と変わりました。こと時になって初めて疑問が起りました?今まで他の支払いで出来ているのにamazonはできないの?作業を中断し受取ったメッセージを再度確認すると送信先と思える名称が【アマゾン】でなく【アマソン】になっているではありませんかやられた、偽サイトに引っ掛かったと嘆きました。
今回引っ掛かったフィッシング詐欺メッセージ
左の受信したメッセージを見てください。 被害を受けたメッセージ
文面が「サービスを停止します。」でなく、「支払方法に問題があります。」と書いてあるので確認してしまいました。アクセスすると次から次へと確認入力画面が出てきて最後にこのカードは取り扱い出来ません。と別のカード入力画面が出て来ました。
そこであれ?おかしい?と気付き再度メッセージをよくみると【アマソン】が【アマゾン】否【Amazon】でないフィッシング詐欺メッセージと気付きました。~しかも夕方で慌ただしい17時58分です(怒) これ間違いなくこのタイミングを狙っていますよね!
フォローは正確かつ迅速に!
実は恥ずかしながら私この手のフィッシング詐欺は、2度目です。1回目は家族から散々なお叱りを受けましたトホホ😢
【対応手順】
- メッセージを写真で記録。
- クレジットカードに記載されているサポートセンターに電話で一報する。
- クレジットカードの停止と再発行を申請。
- 数日後のクレジットカード利用明細で不信明細をチェック。
- 再度サポートセンターに一報を電話。
- 利用不明の明細について返金請求
ー私の場合は楽天カードからメールが来ましたー
あとの調査はカード会社におまかせです。
悔しい記憶からカードを用途に分けて使用
初めてのフィッシング詐欺は乗っ取り型詐欺でした。APPLEーIDを盗まれデータ消去を実行せざるを得なくなり、思い出したくないほど悲惨でした。
クレジットカードには保険が付与されているので確認後に返金されます。
定期購入のクレジット払いは面倒で、新しいカード発行後に切り替え手続きをしなくてはなりません。
問題はiphoneの乗っ取りです。
iphoneはapple-idで管理されているため、乗っ取り犯人はpasswordを変更してしまうのでアクセスが出来ません。APPLEに電話しても保有証明が必要となります。
1.iphoneの保有証明は製造番号やシリアル番号などです。(私の場合はNETで購入しました)
購入時の領収書もOKですが紙で発行されているものに限ると言われました。
ICLOUDでデータを確認できると思っていて書類は残していませんでした。幸いにGMAILで発注依頼と出荷通知がパソコンに残っていて何とか承認を得ることが出来ました。
2.APPLEサポートでiphoneデータの消去がされ工場出荷時の状態になりました。
①新規のAPPLE-IDとiphoneの設定。
②iphoneで保存の写真やメールは復元できません。ICLOUDへの保存データも同じです。
ウィルスが仕込まれている可能性があるので使用を控えて下さいとappleサポートからの助言に従いました。
③アプリ起動のIDとPASSがわからない。
と元の状態に戻すまで手間暇を考えると大損です。
失敗から学んだこと
- 金融機関へのワンタイムパスの通知先は携帯のiphoneとパソコンで受け取る。
- IDとPASSWORDは秘密のメモ帳をつくり紙で残す。
- クレジットカードはネット用と通常支払用に分ける。
- 同様の詐欺にあった場合に備えマニュアルを作成する。
- ネットの配信を信用しない。
失敗の原因と課題
上記5点の課題で時間の余裕と油断から最後の項目を失念で失敗しました。
年々パソコンからのスパムメールやフィッシングメールは、ウィルス対策ソフトの発展ですくなくなりましたが、スマートフォンがより普及したことで携帯に届く不信メールやメッセージは減る事ありません。
新たな対策としてWhoscallというアプリを導入しました。プレミアム(月額350円)ですが初回に失敗で亡くした時間を考えて決断しました。プレミアム版でなければ料金は発生しません。
新手の詐欺が出て来るので十全ではありませんが消費者センターなどの動向もチェックして備えます。
以上反省を記事にしました。