障害手帳を取得するまで。
障害を患った方は今後の生活への不安は想像を絶するほど大きなものです。
はじめに社会保障を受けることが出来ることをしっかりと把握しましょう。
手続きは代理人も出来ますが自分の将来にかかわるのでご自身も一緒に行った方がいいです。生活の課題や目標を持てます。何より安心を得ることが出来ます。
障害者手帳の申請手続きは下記の通りです。
障害者手帳の申請を市役所の障害福祉関連の主幹部署の窓口で説明と申請書を貰います。
- 医師の診断書が必要なため、病院で身体測定がされます。申請の件を医師と相談して下さい。
- 発行までの期間は1~2ヶ月かかります。
- 障害者手帳が発行されたら等級を確認します。市役所の福祉課で社会保障が受けることが可能な範囲を確認します。
- 自動車を所有されている場合はETC割引や駐車禁止免除も忘れずに!
私の場合、障害者手帳は発行された内容は、左上肢機能全廃2級、左下肢機能障害4級となっていました。症状固定に一定の期間はありますが等級認定は将来に大きな影響があります障害等級が2級と3級では障害年金の受給有無もあり、退院後自宅療養に変わったら早めに申請しましょう。
また、確定申告では障害者控除を受けることができます。
障害年金の申請をする
障害年金は、公的年金のため年金事務所で手続きをします。障害年金の申請には、診断書の他、年金請求書、病歴・就労状況等申立書、住民票の写し等、様々な書類が必要になります。ここでは必要書類が全て揃っているか、書類の記載内容に不備がないか等の審査が行われます。
私の場合は、医師による記入漏れなどの不備により2~3回差し戻されました。
ここで気を付けておく必要があるのは
障害年金を受給するには、障害認定を受けることが必要であり、その認定を受けるための最も重要な書類が「診断書」です。
この診断書の内容が障害認定に大きく関わってくるため、病院へ診断書作成を依頼するにあたり、主治医とよく話し合い、自らの症状に見合った適切な内容をきちんと記入してもらうことが重要になってきます。
以上のことから障害手帳と障害年金が連動していることがわかりますよね。主治医は本人の意思で選ぶことができます。将来にわたり付き合いがながくなりますので慎重に決めてください。相性が悪い主治医は人生を大きく変えてしまうのでご注意して下さい。
受給資格を受けることが出来なくても見舞金などの制度があることもお忘れなく。
障害者と成ってしまうと家族のいる方は言うまでもなく、将来に対する絶望を誰にもぶつけることも出来ずただ耐えるしか方法がありません。私はよく「頑張ってください」と言われましたが心の中では「誰にもわかるわけない」と凄く荒んだ時期がありました。言葉の節々でいやみたらしい言い方で家内との溝も深まり別れた方が良いのではと悪循環な考えになっていました。あのとき家内が私の心情に理解をしてくれたことで救われました。
私は酒に逃げて更に関係を悪化した経験から、不安をひとりで抱えるのでなく素直な気持ちを家族に相談してください。
それと家族とメンタルクリニックにも行く事をおすすめします。抱えた不安の芽が大きくなる前に潰しておきましょう!